俳句 河童倶楽部 その2

 
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河童・俳句日記も9年目を迎えました。相変わらずの拙作。ひとつも上達しない。昨年の1年間はお休みしました。昨年の正月に誕生した初孫も1歳半。我が家族も4つに分家したことになる。新しい時代の到来を感じる・・・・・・・
2004年〜 

 
麗らかな師走の陽射しや髪洗ふ   河童 日曜の朝遅めの洗濯。 ベランダに出たらとても柔らかな陽射し。 中庭では自治会主催の餅つきが準備中。 本当に久しぶりに髪を洗った。 昨夜ふけが余りにも酷いことに気がついた。 頭が軽くなった気分です。 心の中は相変わらず重いですが・・・ 今日も吾一人の日曜日。 冬薔薇に学校帰りの輝く瞳    河童 朝方の洗濯物干しが厳しくなりました。 手がとても冷たい。 でも、長期予報では暖冬らしい。 日中は暖かいのでしょう。 外に出てないので体感していません。 昨日のお昼過ぎの女の子気になる。 あんな素直な優しい感受性豊かな子が毒牙にやられるのだろう。 世の中どこか狂っている。 木守柿雀一羽の盗む朝   河童 朝早く2週間に1回のプラスティックゴミを出しに行ったついでに 少し歩いてポストまで葉書を出しに行く。 途中絵に描いたような木守柿を雀が一羽突付いている。 餌が無いのは我家の近辺をうろつく野良猫ばかりでは無いらしい。 農業の形態が変わって来たので、雀の生態も変わってきたことだろう。 もう、三日お腹頭の調子が悪い。下痢と腹痛がきつい。 重い。動く気にならない。 そのうちに腕も挙がらなくなるだろう。 鬱鬱の情けなきかな漱石忌  河童 躁と鬱のバイオリズム曲線の波が短くなっているようだ。 こうしてキーボー叩くのも、TVの歌をかけっ放ししても重い。 情けなくて堪らない。己に腹を立てているのだろうが、連れ合いは 面白うはずがない。おさんどんが義理に見えてくる。 寒くなりました。 やはり、この前頑張りすぎて体調を崩したのだろう。 風邪気味がなかなか治らない。 小説家・英文学者・俳人の夏目漱石は大正5年12月9日、50歳で 東京に没した。 鴎外と共に文学的価値は素晴らしいが、余裕派・高踏派と呼ばれた。 当時としては金持ちのぼんぼんで、思想は毒にも薬にもならぬ。 それでも、思春期の人間は一度は読破せねばならぬ関門だ。 葱汁の熱き甘味や歳の暮   河童 一汁の掟きびしや根深汁  村上 鬼城 水呑めば葱のにほひや小料理亭   芝 不器男 歳を重ねるとどうも肉より鳥がいい。 酒・塩・胡椒を簡単に振りかけて二人分に切り分けて 冷凍してある。昨晩の夕餉は久しぶりに豆腐鍋にした。 葱がこんなに甘いとは思わなんだ。 調味料をやはりきちんと等分比にしたら、美味い。 手を抜かないことや。 深爪のせいか親指の先に力が入らず難儀。 また少し重い。だめだなあ! 昨日の頑張りが効いたみたい。 本日は何もしたくない。 ベランダを少し片付けて終わった。 冬菜切り冷たき朝の澄み渡る 河童 ベランダの洗濯物干しが辛くなりそう。 一雨毎に冷たくなっていきます。 低気圧の一過!空は限りなく澄み渡る。 陽が昇るのが少しずつ早くなっていきます。 師走は駆け足と言いますが、今日はもう6日。 第2週のスタート。 昨日は【ハウルの動く城】を連れ合いと観にいく。 夫婦50割で1800円が1000円になります。 宮崎駿の作品は相変わらず丁寧だ。 海外まで行くはずである。 戦争反対が主題になっていたが、愛と限りない優しさ 家族愛のテーマは不滅なり。 ラピュタのイメージに似ていた。 最前列で観たが、音響の迫力はやはり映画である。 カーテンもついでに新調しました。 少しずつお正月さんがござらっしゃるかな? 日曜の朝とほりすぎたるふゆあらし  河童 昼から上がる予定の低気圧が少し早めに通り過ぎたのか、 朝には風は厳しいものの太陽が顔を出した。 連れ合いは勝手に雨と決め込んで朝寝。 本日はお友達と紅葉狩りの予定だったはず。 複雑な気分だった事でしょう。 モーニングコーヒーを立てて挙げた。 ベランダの葉っぱを掃除しなくては・・・・・・ 早すぎる大掃除にて疲れたり  河童 押入れが重すぎた書籍の為に何年も前から、片方が落ちていたのをようやく日曜大工して直したら、物凄く疲れた。 子どもたちも3人独立し、空き部屋が物置になっていたのでついでに整理もしたのだ。 永らく酒も断っていたが、元の木阿弥。 結局、意思薄弱。 二人鍋むかしむかしの子等の席   河童 昨夜は鍋にしました。 やはり、冬は温まるので鍋がいいですね。 会話が味付けかな。 二人分の食材なんて可愛いものです。 作りすぎないことがコツですね。 今朝の味噌汁で完食です。 古い古い食台に二人分は広すぎます。 あの子は何処に座って居た、この子は何処。 みんな皆離れて行った。 孫が帰って来たら、気をつけないといけない鍋になるなあ。     茶を飲みて眠れぬ冬の朝刊待つ   河童 丸一日お茶ばかり飲んでいたせいか、 昨夜はとうとう一睡も出来ずに、3時半の朝刊を待つ。 今日はほどほどに、控えねばなるまい。 偶然か、先日の『血と骨』の原作者*梁石日の作品を 52CH 衛星劇場で放映していた。 9:30! 趣旨はほとんど似通っていた。この延長線上に『血と骨』が 在るのだろう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 夜を賭けて 監督:金守珍 原作:梁石日 脚本:丸山昇一 出演:山本太郎 ユー・ヒョンギョン 樹木希林 李麗仙  清川虹子 山田純大 2002年 アートン、Sidus 134分 カラー 劇団・新宿梁山泊の座長と務める金守珍が、 直木賞候補になった「梁石日」の長編小説を映画化。 昭和30年代の大阪、立ち入り禁止の造兵廠から 兵器の残骸を盗み出し売りさばく集団“アパッチ”が誕生。 その警察に追われながらもがむしゃらに生きる人々の 破天荒な生き様を描く。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 迫力は今ひとつ?。 いえいえ、どうしてどうして! 山本 太郎の熱演は素晴らしいが、北野 武の凄みは年齢差か? しかし、暴力は相変わらず。 官憲の朝鮮人に対する凄まじいまでの差別・蔑視・虐待。 50年前の我々の親父らのしてきた事に、決して眼を瞑るな。 巧みに、共和国に憧れた存在も挿入! 暗い暗い!余韻を感じさせる! 何が、日韓友好! 『ヨン様・ヨン様じゃ!ふざけるな!』 主題は此方のほうが、映画館じゃないので 忠実だろう。 ラストシーンの山本太郎のニヒルな強かな笑みが主題でしょうね。 狙う獲物が『大量の銅』! 解る世代はもう殆ど居ないだろうね! 電気工事の下で、危険を承知で『あか』を奪い合った記憶。 古民家の解体工事『こぶち?』で、屋根瓦を留めているのは、 『あか(銅線)』である。 屋内の電気配線も、銅線である。 古きよき時代! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4年生から6年生(10歳〜12歳) 俺は、夏休み、3ヶ月年下の叔父貴と河内の葡萄農家の旦那さんに可愛がられた。 というより、物知らずの田舎の餓鬼をぶどう棚の下で草むしらしたり、肥えタゴを 担がされた。今から考えると、5円ぐらいの、カキ氷のためかな? 近所の良い所の僕ちゃんたちには、『朝鮮!チョーセン!チョーセン!』 と、言われていたが、悲しいかな当時の僕に、差別の問題意識があろうことか! 俺ら二人が早口で会話すると、河内の子等には、『朝鮮語』に、聞こえるそうです。 生存していたお袋を初め、僕から観て、上から3番目の当時、一番お世話になった 叔父も借地の為か、大人は誰一人、問題意識は無かった。 48歳で他界し、紡績・日雇い・女中奉公! 一番苦労したお袋は、只、抱きしめてくれた。 大和川で遊びすぎて、擬似赤痢になりかけたぐらい弱い僕だった。 もう13:17! あっという間に時間は過ぎる! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
冬薔薇(そうび)耐えて永らふ十二月   河童 来るべきときが来た。 いよいよ師走。 空は晴天。 垣根の冬薔薇(ふゆそうび)は、何を血迷ったか又開花。 吾がむねとおなじなり。
霜月の行きて空にはピラカンサ   河童 今日で11月も終わりです。 近所の垣根に素晴らしいピラカンサが今年も赤い実をつけた。 ただそれだけのことだ。 空は限りなく青く、風は冷たい。 洗濯物を干している手がとても冷たい。 確実に季節が動いている。
鶴渡る幼き頃の田の広さ  河童 情け無し熱き雑炊も冬の韮   河童 こがらしや頬腫れいたむ人の顔    芭蕉 1997・冬 在職中の作品から 間引き大根ありがとうと椀に入れ   河童 厭な言葉やね!まびく。 (むかしむかし、口減らしを蓬摘みに遣ると言うたそうな。) 響きからも、良いイメージは沸いて来ない。Tちゃんと二十日大根を間引きました。 少し種を蒔きすぎたようです。 水洗いして、お皿に盛って塩を振ったら、 美味い、うまいといって、口に入れていました。 ほんまに可愛い子や! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大根引き大根で道を教へけり    一茶 無農薬栽培の大きな大根を一本貰いました。 とても幸せな気分です。 これで暫く食材に困りません。 大きな葉っぱは塩で揉んで重石をしました。 半日もしたら、りっぱな漬物です。 白子や縮緬雑魚と混ぜたり、擂りごまや酢橘で味付けしたら りっぱなご飯の友です。 遠い信州の農家のご婦人から届いた大根に思いを込めて。 小春ともいひ又春のごとしとも  高浜 虚子 小春日や妻と息子は今目覚め  河童 良い天気です。 朝早くから起きておさんどんしました。 ご飯炊いて、味噌汁つくり、弁当し立てる。 洗濯物干す頃はまだ暗いです。 太陽が出るのが本当に遅くなりました。 暗いうちに、ビン・かん・ペットボトルを出したら、 まだ鍵が開いてなくて、暗いので開けにくかったが、 アルミ集めのいつもの爺さんはもうそばで待っていた。 縄張りがあるだろうが、すごい生命力だ。 確実に70は超えているだろうに。 毎週水曜日に会う人だ。 いい金儲けだ。 家に帰ったらすごい生活していたとしたら気分は複雑だ。 棕梠の葉の折目ま直ぐや一葉忌  秋元 不死男 11月23日。 本日は樋口一葉の命日。 昨夜は牛乳の飲みすぎか、下痢の連続。 考えてみたら一日何も食べていなかった。 牛乳週に4本一人で飲んでいる。 冬薔薇の新芽竿まで届きけり  河童 ここ2,3日の雨と昨日の好天のせいか、 洗濯物を干していたら、垣根の薔薇の新芽が 物干し竿まで届きだした。 急激な成長に生き物のあくなき生命力をみる。 切るのを止めて暫く様子をみよう。 今日から一週間の始まり。吾には関係なし。 明日は勤労感謝の日。 連れ合いに感謝しよう。 山茶花の散りし路なりペダル漕ぐ   河童 ほんの2,3キロなんだけど、自転車に久しぶりに乗った。 怖かった。 若い子が来ると、止まって待った。 自分でも体力が落ちているのが良くわかる。 親子3人で、映画を観にいった。 僕だけ、崔洋一監督の【血と骨】を観た。 今の映画は全指定席入れ替え制なんですね。 1800円出して映画を観たのは久しぶりです。 ほんまに良かった。 観ていて辛くなった。 暴力でしか愛を表現できなくしたのは誰なんでしょうね。 家族とは何なんだろう。 思想的に少し合わないところはあるが、感激した。 冬の朝茶漬けに三菜ひとりかな   河童 久しぶりに又好天になりました。 一人で朝から茶漬けです。 美味しいでした。 先が見えないということは辛い。 夜が明けるのが遅くなりました。 ガラス戸を開けて新聞読んでいると冷気が入ってくる。 冬の雨樹木のみどりのいそがしさ  河童 雨と共に少しずつ寒さも厳しくなるのだろう。 今朝の雨上がり、気温は低くはない。 確実に樹木の葉が入れ替わりつつあるのがわかる。 庭掃きて守宮脅かす新葡萄酒の日  河童 本日はボジョレヌーボーの解禁日とか。 焼酎派の吾には関係なし。 ベランダ掃除をしていたら、可哀想にまた守宮を 脅かしてしまった。 いったい何匹ぐらい我家のベランダに住み着いて いるのだろう。 ガラス戸を開けたままにしておくと、朝ごはんの匂いを 利きつけて野良猫が通りかかる。 昔猫屋敷だった頃は子猫が布団の中までもぐりこんできたものだ。 彼らも生きるのに必死なんだなあ。 でも、餌をやってはいけないのです。 小春日や垣根の薔薇の見苦しさ  河童 寒くなりました。 ガラス戸を開けて新聞を読んでいると冷気が入ってくる。 空は限りなく青い。 薔薇の剪定がまだのため、見苦しさのみが目立つ。 正に小春日なり。 ひさかたの短陽照りて十一月   河童  本当に季節がわかる。 太陽が全く違う時間に違う場所から顔を出す。 洗濯物の干しがいがある。 散歩に出てみよう。 寒村や棚田のひつじ摘みしころ    河童 60CHでagrinetをスクランブルで放映している。 農村の風景が美しい。 現実は厳しいのに。 今の時代年寄りが農業で食えるなんて幻想である。 公的年金、国からの保障無しで農業出来るはずが無い。 甘えているのはどっちだ。叔父貴。 俺は障害者だと宣言したら、健常者は何も言わないよ。 幼き頃、棚田の稲刈りが終わり、後に出てくる稲穂が 不思議でならなかった。 歳時記では【ひつじ】と言うらしい。 原 石鼎は  ***穂の出来ていよよさみしきひつじかな***      という句を残している。 この歳になると(いよよさみしき)がわかる。 生命の強かさ、命を残そうとする情景に対する温かい眼差し。 尚、【ひつじ】は禾偏に魚と日と書きますが、変換できません。 多分、本当は田が痩せるので、良いことでは無いと思う。 ご飯を食べられるようになったので、頑張ろう。 日のあたる石にさはればつめたさよ   正岡 子規 朝夕本当に冷たくなりました。 洗濯物を干しにベランダに出ると素足は冷たい。 門歯が抜けて喜んでいたら 今度は右耳が痛い。鼻のかみすぎだろう。 中耳炎かもしれない。
冬ざれや小鳥のあさる韮畑   蕪村 朝から頭痛が酷くて寝ていた。 慌ててカレーの仕込みと鳥ゴボウ汁の用意に入る。 それからまた34時間寝ていた。 時間の感覚が今日は無い。 句作の意欲もなし。 これで4日先達が続いた。 2004.11.13.am7:00 長年の苦痛、門歯が抜けた。 差し歯に向かおう。 物おちて水うつおとや夜半の冬   飯田 蛇笏 天気は快方のほうへ向かっているようです。 朝方の雨は叩きつけるようでした。 ごみ出しの7:00前には小降りでした。 朝5時前から起きていますが、 風邪ひいたみたいで、鼻がおかしい。 いよいよ本格的に考えなあかん! .comを生かさなあかん! 短日やにはかに落ちし波の音  久保田 万太郎 朝から雨模様。 ケーブルでスクランブルのアグリネットを観ているが とても面白い。 競馬のみならず農業最前線。 自然の風景。全国的な情報が入る。 門歯もうすぐ。 あたたかに冬の日なたの寒さかな    鬼貫 なかなか門歯が抜けません。 日が暮れるのが早くなりました。 今夜は何しよう。 冬晴れや洗い浚いの煮しめ炊く  河童 家に居たらいたで膝がいたくなる。 散歩しなくてはならむ。 朝から冷蔵庫の野菜の掃除をする。 各パーツを下湯でしてから仕込んだので、 かなりの自信がある。 ペーパーの落し蓋は味の染み込みが良いだろう。 大根・人参・里芋・南瓜・牛蒡・蒟蒻・冬瓜・椎茸・舞茸・湿地 肉気は一切無し。 正しく精進なり。 出汁も昆布のみ。 味醂が効いてくれたら成功なり。 冬ながら白子に大根の朝餉かな   河童 生揚げの白子を手に入れた。 新鮮そのもの。 カボス(の大型似何と言うのだろう?)の汁をかける。 大根おろしに最適。